版木画家、中島通善の木版画作品の世界をお楽しみ下さい。

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日本の面影

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■2018年
9月 お陰さま
5月 おたより
1月 おたより

■2017年
6月 ゲーム化
2月 ゴジラ

■2016年
9月 女性のちから
4月 春爛漫

■2015年
11月あれから
6月もういいよ!
1月長生きは ため息

■2014年
8月擬装化
5月古き良き
2月
■2013年
10月 竜巻き
7月 退屈
4月 あうん
1月しかめやも

■2012年
10月 『公』の喪失
6月 利己中
3月 ちから

■2011年
12月 ルーブルから戻って
9月 節テレ 廃テレ
5月 なめたら それまで
1月 なんじゃこれ?
■2010年
8月 地デジ地デジ
4月ノーマル・フォーマル・日の丸
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おたより


お陰さま

 世の中、先へ先へと新奇と便利さを競って過去の慣習も規範もそっちのけで明日に向かっている。不可解な事件・事故も跡を絶たたず猥雑化し,政治も内外を問わずセレモニーに終始し実践が伴わない。人の会話も物や店の看板やCMも横文字が氾濫し、日本語はどんどん形骸化を速めている。

 街を歩いても電車に乗っても、いい会話は聴こえてこない! 誰しもスマートホンを操作している。道をゆずってやっても言葉が返ってこない。他の人間や状況には関心を示さない! まさに俺さま化だ!!

 言葉遣いは心遣いなのだ! 日本には昔から「お陰さま」とか「お互いさま」や「おさきにどうぞ」といった他者とのつながりを大事にする文化が、社会の安定を保ってきた。明治の小泉八雲は、過去の日本が生み出した最も見事なもの、それは日本の女性だ、とまで言い残した。

 未来はつくることが出来るが、過去はつくれないのだ!「過去を重んぜよ。過去は常に未来を生む神秘の泉である。迷へる現在の道を照らす燈火である」(永井荷風)

 さて、時の流れが速いですね。震災に遭われた北海道・札幌の皆様はいかがお過ごしでしょうか? まだ立ち直りまで時間がかかると存じます。昨年(2017)私のほうも1年に3軒の画廊が閉廊で困惑いたしましたが、皆様のお陰で銀座と弘前で個展を開くことが出来ました。心から感謝申し上げます。有難とうございました。年内は12月、ナショナル・ボザール展でパリ・ルーヴルです。来年は2月26日〜3月3日、銀座大黒屋画廊となります。

 お客さま皆様も年を重ねられ大変なかたもいらっしゃると存じますが、是非お誘い合わせお出かけください。お待ちいたしております。


2018年9月20日 秋の彼岸 中島通善

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